わたしたちについて

コットンZINE綿の日々

綿糸を撚るということ

何故、TokyoCottonVillageは、自分は、糸を紡いでいるのだろう?

物欲を安価に満たしファッションとやらを貪欲に謳歌できるこの時代にだ。
紡いだ糸を使うとか使わないとか以前に「糸をつむぐ」と言う行為そのものに真の意味があると思っている。

糸車で知られるガンジーのことは学校で習う程度の知識もありませんでした。
結果、和綿栽培や糸紡ぎをしていく中で多くの方からガンディーについてを教わることになりました。
 
ガンディーは独立・宗教運動のみならず、産業革命によって訪れる市場経済への警鐘、それらがもたらす危険な未来への警鐘を鳴らしたのだと理解しています。しかし功績は称えられつつも現代においては現実離れしているとの見解もヤングインディアの中ではあるらしい。

効率・便利・楽・余暇、いわゆる「豊か」とされるものが手に入りそうな矢先に何言ってんだ、という批判的な見解もあるに違いない。例えば白物家電により様々な家事が楽になる。出来た余暇の時間でパチンコやカラオケなどのレジャー産業も潤うのだ。産業は雇用を支えるしこれで充分であろう。

この国の昭和30~40年代はこんな感じでした。楽で便利で欲しい物が手に入るを「豊かさ」と定義づけ脇目も振らず見事に全力疾走したのだと思います。しかし完走したからこそ解ることがありました。公害、環境・食の問題、身体・精神疾患、多くの犠牲がもれなくついてくることに気づけたのだと思います。全力疾走の行く先がやっと見えるようになったのだと。

オゾン層や未だコントロール出来ていない核燃料にも多くを学べました。生まれてきたからには豊かで幸せになるべきです。しかしその定義は人それぞれ。この世はモノを売る側と買う側で出来ています。皆そのプロセスの中の何処かに属しています。属さないと生きていけない世の中を作りました。

地球を蝕みヒトの健康と精神を冒しながら今後どのような未来を形成していくのでしょう。糸を紡いでいるとこんなことをよく考えます。つむぐという行為の不思議です。そして思います、ガンディー気づくの早いなぁと。

ヒトを豊かにするために必要な衣食住は、すべて土と太陽と水によって創られています。加工上においては様々な技術革新がありますがその原料はお天道様次第なのです。未だにそしてこれからも。オゾン層ではお日様を、農薬等では大地を、工業においては河川を、どうやっても健全な衣食住を妨げることが押し進みます。人工的に作る野菜や遺伝子組換えもありますが、バイオテクノロジーもどうなんでしょう。

研究という名の下になんでもやってみたいのでしょうね、研究員ならそんな気もします。きっと太陽さえ作る研究も進めているのでしょう。しかし地球上において知的とされる生命体がこんなことで良いのでしょうか。皆きっと本当は既に分かっているんですよね。ただ目先のアレに捉われて後回しにしているだけなんですよね、ほんの数百年間。

土をいじり収穫した棉から糸をつむぐ行為には多くのことを気づかせて頂きます、心静かに。心静かに色んなことを考えてみる時間。糸をつむぐ行為にはこんな意味が込められています。

トミザワタクヤ

TokyoCottonVillage代表トミザワタクヤ

収穫したコットンから糸を紡ぐことを知り織ると布になることも知りました。何よりもTシャツやジーンズが農作物であることを知りました。お米や野菜と同じ農作物です。私たち人間に必要な衣食住は全て土から出来ていました。

綿糸を撚るということ

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