コラム

棉を紡ぎながら

  • TokyoCottonVillage13周年

    2021-02-09|

    ものづくりとは原料を入手購入してから行うものと決めつけていました。

    故に原料づくりから出来ることへの気づきは衝撃的でした。

    しかも種を蒔いたら太陽少しの雨が育ててくれます。

    何も難しいことはなく環境に従い自然そのままに育ちます。

    花の鑑賞が終わると大きな蕾が弾けます。

    真っ白なふわふわです。

    これが7千年前よりも昔に突如現れ現在もなお生活を潤し続けています。

    糸を紡ぎ、織ったり編んだり、最も興味深いのは今もこれが現行技術ということです。

    機械化により知る人はあまりいませんがその原理原則は進化していません。

    植物繊維を撚って糸にするという行為は何千年も変わることなく人類にとっての大切な生活要素であり続けている。

    これが衣食住のなのだと思います。

    そう考えた時、気持ちが解放される気がします。

    国や社会、人間としての日々の問題や出来事があまり気にならなくなるのです。

    そんなコトがココロの根っこにあるように思います。

    今年で13周年、

    でもまだまだ分からないことがたくさんある、面白いです。

    トミザワタクヤ